「WEBセミナー」を導入する企業が増加

 政府による大規模イベントの自粛要請を受け、合同企業説明会および大人数が集まる会社説明会が軒並み中止・延期となっている。このような中、企業の採用手法も変化しているようだ。

 こうした状況下で「特に注力した採用手法は何か」と尋ねると、「個人面談」が36.5%と最も多かった。前年調査でも32.2%とトップではあったものの、比較すると4.3ポイントの増加となる。また、「今年から導入した採用手法」については、「WEBセミナー」が16.9%と、前年の7.3%から9.6ポイント増という結果に。学生との接触機会を創出するため、多くの企業で「接触機会における少人数化」や「WEB化」といった対策を講じているようだ。

 新型コロナウイルス感染拡大が終息する気配がない中、企業においては安全に配慮しながら採用活動を行うことが現在から今後にかけて求められるだろう。

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HRプロ編集部

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