先日の算数なぞなその続きです。

 何でもいい、好きな4桁の数字を考えてください。例えば12月16日で1216とか、何でも構いません。ここで

「あなたがどんな数字を考えても、それらは必ず「1001」「110」「101」「1」の和で書き表せるんですよ」

 と私が言うと、びっくりされる方があるかもしれません。

 でも簡単に証明することができます。好きな4桁の数をABCDとしましょう。正確にはA×1000+B×100+C×10+Dという意味です。

 これに対して上の「1001」「110」「101」「1」からは

1001-  1          =1000
101-  1              =100
110-100=110-101+1             =10
1                         =1

 となるので、左辺の4つの要素であらゆる4桁の数が表現できます・・・と数式で話をすると、多くの子供は飽きてしまうかもしれません。

 では図形で考えたらどうでしょう?

 上の4つの数は、ブロックで表現すると、こんなふうに表すことができるでしょう。