まだ30代と思いますが、ちょっとこのケースは終わっています。なまなかなデジタルおみくじでは、ロクな結果が出てこないのは、物理などの観点から機械学習やAIを考える人の大半が共有する常識と思います。
しかし、現実のレベルはもっと低く、またそれを当てこんだ詐欺その他も多く横行することが懸念されます。
テクノロジーベースでは、そんな時代が近づいているなか、小学校1年レベルから、日常的な計算に「検算」の習慣をつけること、吟味して、直観的に納得がいき、発狂していない結果を確認していくことは、本当に重要だと思います。
そういう、直観的な納得と吟味の例を「さくらんぼ計算」の延長で1つ記してみましょう。
「さくらんぼの種を抜く」
例えば、いま
17×9=?
という計算があったとしましょう。
手元がふさがっていて、これを暗算しなければならないというとき、皆さんなら、どのように計算されるでしょうか?
まず 「しちくろくじゅうさん」ですから、下1桁は3になる。これは分かりやすいでしょう。具体的に筆算と同様のことを実行してもよいのですが、例えばこんな計算はどうでしょう?
17は20から3を引いたものになります。