西武からFA宣言した浅村栄斗の、4年総額20億円超という大型契約での楽天移籍が決まった。同じく西武からFA宣言した炭谷銀仁朗も巨人への移籍を発表。
巨人、ロッテ、広島が争奪戦が繰り広げている丸佳浩(広島)、阪神、ソフトバンク、DeNA、オリックスが獲得を狙う西勇輝(オリックス)の動向も注目される。
FAにはつねに、成功・失敗のイメージがつきまとう。1993年のFA制度導入以降、2017年オフまでに権利を行使し国内他球団へ移籍した選手は85人。球団別でみると以下のようになる。
1位 巨人 24人
2位 ソフトバンク 13人
3位 阪神 11人
4位 DeNA 9人
5位 中日 7人
6位 オリックス 6人
7位 ヤクルト 4人
8位 西武 3人
8位 ロッテ 3人
8位 楽天 3人
11位 日本ハム 2人
12位 広島 0人
あの選手は来てよかった、あの選手は期待外れだった・・・それぞれに思い浮かぶ顔があるだろうが、そのイメージはどこから来るのだろうか。
実際の活躍度を数字で見るとどうだろう。移籍した選手の「移籍前年の成績」と「移籍1年目の成績」、そして移籍先チームの「獲得前の順位」と「獲得後の順位」を以下の表にまとめた。成績がアップした選手、成績が変わらない選手、成績が下がった選手に分けている。