フォロー
写真動画共有サイト、インスタグラムのロゴマーク（2013年6月20日撮影）。(c)AFP/Josh EDELSON 〔AFPBB News〕
米ブルームバーグの産業動向分析部門、ブルームバーグ・インテリジェンスの試算によると、米フェイスブックが6年前に買収した写真共有アプリ「Instagram（インスタグラム）」は、その現在の企業価値が1000億ドル（約11兆円）に上るという。
Instagramの買収で批判を浴びたFBのCEO
フェイスブックは2012年にInstagramを10億ドルで買収した。Instagramのそのころのユーザー数は4000万人。米ニューヨーク・タイムズによると、当時、Instagramの企業価値は、5億ドル程度と見られており、フェイスブックはその2倍の金額を支払って同社を買収した。
また、そのタイミングもフェイスブックが上場する1カ月前のことであったため、同社のマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者（CEO）は批判を浴びた。
しかし、今は、そんな批判や懸念もすべて消えてなくなったと、ニューヨーク・タイムズの記事は報じている。
Instagramのユーザー、10億人突破
先ごろ、フェイスブックは、Instagramのユーザー数（月間アクティブアカウント数、1カ月に1度以上サービスを利用するアカウント数）が10億を突破したと発表した。前述したとおり買収当時のユーザー数は、4000万人程度。しかしその後、右肩上がり推移し、先ごろ、ついに10億人の大台を超えた（ドイツ・スタティスタのインフォグラフィックス）。
