新宿まで5分、池袋まで15分、東京まで18分。JR中央線と総武線、東京メトロ東西線が通り、都心部へのアクセスの良さで、居住地として安定的な人気を誇っているのが中野区です。鉄道だけでなく、バスの路線も都心方面はもとより、吉祥寺行きなど多方面に充実しています。
新宿区、渋谷区、豊島区といった大都市に隣接し、移動の便も良い中野区には、飲料メーカーのキリンホールディングス、映画制作の東映アニメーション、通信機器の日本無線、フィットネスクラブのメガロス、漫画専門古書店のまんだらけなど、業種を問わず大手企業が多数本社を構えています。
さらに明治大学、帝京平成大学、東京工芸大学のキャンパスや早稲田大学中野国際コミュニティプラザ等の教育機関も多く、若いエネルギーがあふれている都市です。
この中野区が今、改めて注目を集めています。その秘密は立地の良さと利便性の高さのほかに、“中野区ならではの特性”に隠されているようです。
全国3位のコンパクトシティ、再開発でさらに活性化
中野区は人口32万8683人 、世帯数20万1754世帯、1世帯あたり1.63人の都市です(平成30年1月1日時点。東京都総務局統計部「住民基本台帳による東京都の世帯と人口(町丁別・年齢別)」より)。特筆すべきは人口密度で、1km2につき2万1083人という数字は全国の市区町村で最大の豊島区、荒川区に次いで、23区内では3番目に高くなっています。