世の中には強運の持ち主と不運な人、運の良い人と悪い人がいるように見えます。「運も実力のうち」なんてことを言いますが、運なんて本当に存在するのでしょうか。
我々は全て、確率論に支配された偶然に一喜一憂しているだけなのでは、と思う時もあります。しかし実際に運は存在し、人生の大部分を支配しているのです。
良いことは連鎖する
私は最近、運が向いてきているのを感じます。商談はうまくいきますし、セミナーを開催すれば多くの共感が得られ、健康で家庭内も円満、続々と魅力的な人と多く出会えています。そういう時は頭の切れも良く、面白いアイデアを次々と思い付くものです。いわゆる、「ノッている」という状態です。
良いことは良いことを呼び、悪いことは悪いことを呼びます。幸運が続く状態のことを「運を味方にしている」「流れが良い」なんて言ったりもします。
こう言うと、それは気分の問題だけで、単にポジティブな気分の時には良い結果が出やすい、もしくは良い結果だと感じやすくなるだけなのでは、という気もしますよね。
「成功すれば実力、失敗すれば運」なんて言葉もあったりします。人間とはことほどさように、弱いものなのです。運なんてものも、その弱さが生み出した幻影なのかもしれない、というようにも思えます。