ここ10年以上、乗用車1台当たりのガソリン消費量は減っていない
図1 燃料油販売と自動車保有台数の動向。国の目標に合わせて、ガソリン、軽油それぞれの1990年販売量を基に、その25%減のラインも入れてみた。ガソリンの消費量は、現状の半分まで減らさないとこの目標には到達できない。一人ひとりが走る距離を減らさないとすれば、それぞれに実用燃費を倍にしなければならないわけだ。拡大画像表示
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百歩譲って、「エコカー」イコール「燃費が良い」すなわち「使用過程におけるCO2排出量が少ない」クルマ、だとしよう。
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