米PCワールドが報じた、中国スマートフォン市場に関するリポートによると、同国のシャオミ(小米科技)の出荷台数は米アップルを上回り、首位を維持したという。
シャオミの廉価モデル、中国で根強い人気
これは米国の市場調査会社IDCが昨年10~12月期の中国におけるスマートフォン出荷台数をまとめたもの。
それによると同四半期のシャオミの出荷台数シェアは13.7%だった。これに対しアップルのシェアは12.3%で、シャオミに次ぐ2位に浮上した。
IDCによると、中国では画面サイズの大きなスマートフォンに人気があり、アップルの最新モデル「iPhone 6」シリーズが待ち望まれていた。iPhone 6は価格が5288元(846米ドル)以上と高額ながらも同国市場でよく売れている。
これにより、10~12月期の同国におけるアップルのシェアは過去2年の最高水準に達した。