AsiaX(アジアエックス) 2012年12月3日
バルコニーから見渡す景色は、オーチャード・ロードに近い場所とは思えないほど緑が多く、高層階からは高級住宅地の家並みや周囲のコンドミニアムを見下ろすことができます。
そしてリビングルームをはさんで反対側のガラス越しに見えるのは赤いフェラーリとランボルギーニ。まるでスーパーカーのショールームかのようにディスプレイされています。
ここはスコッツ・ロード沿いに建てられたばかりの「ハミルトン・スコッツ Hamilton Scotts」。赤や青、緑、黄色の光を放つ、車専用のエレベーターがこのコンドミニアムの目印です。
アジアで初のスカイ・ガレージ
F1ドライバーと同じ名前が付けられたこのコンドミニアムは30階建てで地下にも駐車場を併設していますが、スーパーカーを自宅リビング前のスカイ・ガレージと呼ばれる車庫に納めることができます。
建物の地下で車を降りて、バイオメタリック・スキャナーによって車を専用エレベーターに誘導。エレベーターに移動した車はその後、自動的に持ち主が住むユニットの階まで引き上げられて、車庫スペースに駐車されるというわけです。
スーパーカーのオーナーにとっては、夢のような住まい。こうした車専用エレベーターを備えたコンドミニアムはアジア圏では初めてで、今年初めの販売開始後から画期的なシステムとして話題を集めました。
30階建てのコンドミニアム内にスタンダード・タイプのユニットが52戸、ジュニア・ペントハウスが2戸、ペントハウスが2戸あります。スタンダードには車2台分、それ以外の4戸には4台分の車庫が確保されています。
都心にもかかわらず、広々としたプール、ジェットバス、ジム、BBQピットなどフル・ファシリティーを備えたこの高級コンドミニアム。気になるお値段はスタンダードが900万Sドル、日本円にして約6億円です。
ペントハウスは3000万Sドルから。すでに40%以上を販売済みですが、ペントハウスはまだ販売中で、モデルルームの見学も可とのこと。