西岡 研介(にしおか・けんすけ)
ノンフィクションライター。1967年、大阪市生まれ。91年、神戸新聞社に入社。社会部記者として、阪神・淡路大震災、神戸連続児童殺傷事件などを取材した。98年に月刊誌『噂の眞相』(2004年に休刊)に移籍。則定衛・東京高検検事長のスキャンダル、森喜朗首相の買春検挙歴などをスクープし、2年連続で編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞を受賞した。その後、「週刊文春」「週刊現代」記者を経て現在はフリーランスの取材記者。「週刊現代」時代の連載に加筆した著書『マングローブ――テロリストに乗っ取られたJR東日本の真実』(講談社)で2008年、第30回講談社ノンフィクション賞を受賞。他の著書に『ふたつの震災――[1・17]の神戸から[3・11]の東北へ』(松本創との共著、講談社、2012年)、『トラジャ JR「革マル」30年の呪縛、労組の終焉』(東洋経済新報社、2019年)などがある。近著は『大阪・関西万博 「失敗」の本質』 (松本創らとの共著、ちくま新書、2024年)