人類冬眠計画に挑む!難病治療、老化抑制、記憶リセット…クマでお馴染み「冬眠」をヒトに応用すると未来はどうなる 「Scienc-ome」が照らす未来(6)人工冬眠の研究、理化学研究所・砂川玄志郎氏 2024.6.23(日) 竹林 篤実 フォロー フォロー中 医療 生物学 健康 シェア9 Tweet この写真の記事へ戻る 人類は「冬眠」を手に入れられるか=イメージ(写真:DM7/Shutterstock) 砂川 玄志郎(すながわ・げんしろう) 国立研究開発法人 理化学研究所 生命機能科学研究センター 冬眠生物学研究チーム チームリーダー/小児科医 1976年福岡県生まれ。京都大学医学部卒業後、大阪赤十字病院で小児科医として勤務した後、国立成育医療研究センターにて勤務。その後、京都大学大学院医学研究科にて博士(医学)取得。2015年から理化学研究所 多細胞システム形成研究センター(当時)網膜再生医療研究開発プロジェクトでマウスを用いた冬眠研究を開始。現在も国立研究開発法人理化学研究所 生命機能科学研究センターで人工冬眠の研究を続けている。 拡大画像表示 冬眠に備えて穴を掘るヒグマ(写真:MEDIAIMAG/Shutterstock) 冬眠様状態のマウス(右)は覚醒しているマウスよりも体温が低い(写真:砂川氏提供) 拡大画像表示 冬眠は脳がコントロールしている?(写真:Thomas Design/Shutterstock) 図:冬眠様状態の誘導による心臓血管手術時の腎臓保護効果(砂川氏提供) 拡大画像表示