歯ごたえに口触り、進化する食べやすさの測定方法 教科書が通用しない「テクスチャー測定」に挑む 2018.12.7(金) 佐藤 成美 フォロー フォロー中 研究開発 化学 食品・外食 食 シェア4 Tweet この写真の記事へ戻る ゼリー、寒天、グミキャンディ。わずかな食感の違いからも、おいしさの多様性が生まれる。その裏には「食品の物性」が関わっている。 寒天が使われたみつ豆。寒天は、テングサなどの紅藻類から粘液質を煮出し、凍結・乾燥させて作る。 ツェスニャクによるテクスチャープロファイル。(参考:ツェスニャクの論文“Texture is a sensory property”をもとに編集者作成) 拡大画像表示 レオメーター。左側のプレートに食品を乗せる。「レオ-」(rheo-)は「流れ」などの意味をもつ接頭辞。(筆者撮影) UHA味覚糖が製造している「咀嚼能力測定用グミゼリー」。30回咀嚼し、10段階で判定する。(写真提供:UHA味覚糖)