南さつま市の港町、坊津は高齢化が進み、元漁師たちが波止場で釣りを楽しむ様子が見られる(筆者撮影、以下同)
坊津はリアス式海外で国指定名勝でもある。写真向こうに見える二本のそびえ立つ巨岩は双剣石。江戸時代、歌川広重に画題として用いられもした
港の近くにある工房に並ぶ魚醤たち。トカラ時代からの魚醤も多くある
95度で15分煮立て発酵をとめ、細菌を死滅させたあとコーヒーフィルターで漉していく。コーヒーフィルターというのが手作り感満載でなんともいい
手造りの燻製室。燻製は30度~38度で1時間薫じたあと、50度~60度で8時間薫じる。60度以上だとタンパク質の変成が起きるのを嫌ってとのこと。そして最後の1時間は70度~80度で殺菌を行う
パッケージ化された燻製の商品群。未利用、低利用の魚を活用している。焼酎にぴったり合う