会社員から漁師へ、手作り「魚醤」で産業興し

鹿児島県南さつま市の港町に移住した村主賢治さんの挑戦
2017.11.13(月) 中村 祐介 follow フォロー help フォロー中
地域経済地域振興
シェア100
このエントリーをはてなブックマークに追加
この写真の記事へ戻る
南さつま市の港町、坊津は高齢化が進み、元漁師たちが波止場で釣りを楽しむ様子が見られる(筆者撮影、以下同)
坊津蔵の代表、村主賢治さん
坊津はリアス式海外で国指定名勝でもある。写真向こうに見える二本のそびえ立つ巨岩は双剣石。江戸時代、歌川広重に画題として用いられもした
港の近くにある工房に並ぶ魚醤たち。トカラ時代からの魚醤も多くある
発酵を促すために定期的に撹拌作業をする
95度で15分煮立て発酵をとめ、細菌を死滅させたあとコーヒーフィルターで漉していく。コーヒーフィルターというのが手作り感満載でなんともいい
手造りの燻製室。燻製は30度~38度で1時間薫じたあと、50度~60度で8時間薫じる。60度以上だとタンパク質の変成が起きるのを嫌ってとのこと。そして最後の1時間は70度~80度で殺菌を行う
パッケージ化された燻製の商品群。未利用、低利用の魚を活用している。焼酎にぴったり合う

地域の写真

【単独インタビュー】斎藤元彦・前兵庫県知事が自身の資質を語る「私は地位に固執するタイプではない」
鉄道・バスの利便性をどう高める?「採算重視」で苦境に立つ日本の公共交通が学ぶべきオーストリアのデータ活用術
公共交通のポテンシャルが地図でわかるオーストリア、ローカル線「赤字か否か」の議論から脱却できぬ日本が欠く発想
公共交通「赤字か黒字か」の議論からどう脱却? 鉄道・バスのサービス水準を可視化、オーストリア・PTSQCという指標
ローカル線も路線バスも「赤字か否か」が注目されがちだが…欧州ではここを見る、公共交通の力を引き出す4つの側面
駅ナカ?ホテル経営?そんなものは鉄道会社の柱になり得ない、乗客がいないとダメになるだけだ
フォロー機能について

フォロー機能とは、指定した著者の新着記事の通知を受け取れる機能です。
フォローした著者の新着記事があるとヘッダー(ページ上部)のフォロー記事アイコンに赤丸で通知されます。
フォローした著者の一覧はマイページで確認できます。
※フォロー機能は無料会員と有料会員の方のみ使用可能な機能です。


設定方法

記事ページのタイトル下にある「フォローする」アイコンをクリックするとその記事の著者をフォローできます。


確認方法

フォロー中の著者を確認したい場合、ヘッダーのマイページアイコンからマイページを開くことで確認できます。


解除方法

フォローを解除する際は、マイページのフォロー中の著者一覧から「フォロー中」アイコンをクリック、
または解除したい著者の記事を開き、タイトル下にある「フォロー中」アイコンをクリックすることで解除できます。