パリジェンヌに深く愛される靴クリエイターは日本人 華やかな組み紐の靴は人気商品。紐も珠野さんの自作。TAMANO PARISのロゴも可愛らしい。注文は通常1カ月ほどでできあがる(靴の写真提供:TAMANO PARIS、以下同) (画像1/11) 永島珠野さん。体当たりでビジネス感覚を磨いてきた。「注文の波があり先行きは不安ですが、作ってみたい靴が山のようにあります。アイデアが尽きるまで作り続けるでしょうね」(靴以外の写真はすべて筆者撮影) (画像2/11) 店内に飾ったモーリスの写真。名誉市民で、パリで追悼式も行われた。生前、珠野さんの店を訪れた。亡き師匠の教えはいまも彼女の支えだ (画像3/11) モーリスから受け継いだ技術は、靴作りの世界では最高のもの。伝統の技と珠野さんが生むモダンなデザインが、よく調和している (画像4/11) 工場と違い手持ちの靴型の数は限られる。たとえばサイズ23の注文が重なると、23の木型は全部使用中に。完成を待つのも楽しみの一つ (画像5/11) 珠野さん愛用の工具。刻印用アルファベットは200年以上前のもの (画像6/11) すべて手作りを貫き通す珠野さん。モーリスから譲り受けた工具もある (画像7/11) 鮮やかな色使いが目を引く2足。特別な日に履いてみたい、と思うのは筆者だけではないだろう (画像8/11) こちらも人気、履き心地抜群のエスパドリーユ。フランスのほかイタリア、日本、韓国などから注文が来ている。子供用(手前)とお揃いの柄を買うのもお洒落! 最高の技術を持つバスク地方の高齢の職人達とのコラボ商品。子供の靴は伊勢丹やサヱグサ(銀座の子供服屋)で継続的に販売中 (画像9/11) 靴の看板が目印のTAMANO PARIS。観光名所ポンピドーセンターからすぐ。営業時間内でも一時的に留守のときもあり、短期滞在者には予約訪問がベター (画像10/11) 落ち着いたものから可愛らしいものまで、作りの丁寧さが一目で分かる。靴作りは最初から最後まで気が抜けない。1箇所間違えると、すべてやり直すことも 拡大画像表示 (画像11/11) パリジェンヌに深く愛される靴クリエイターは日本人 この写真の記事を読む