
三毛は、離れたところでシッポをブルンブルンとふっていました。なにかのアピールでしょうか。「さっきは、いきなりシャー!なんていって、ごめん」といっているのかもしれません。
このモザイクのように小石が敷き詰められた床は、リンドス独特のものです。素足で歩けば足裏のツボマッサージになりそうなほどに凹凸がはっきりしています。猫たちは歩きにくそうにしていましたが、肉球のマッサージになっていたかもしれません。

こちらの家の玄関前アプローチにもステキな小石のモザイクがありました。この猫は、最初、背中を下にして、ゴロンゴロンと寝転がっていました。肉球マッサージよりも、背中のツボ押しの方が気持ちよさそうです。
このモザイクには何かいわれがあるのかと聞いてみると、「リンドスに古代から伝わるもの。いうなれば、おもてなしの気持ちと家のおしゃれ」という返事が返ってきました。「きれいでしょ。きれいなのは気持ちいい」と、その女性は目を細めました。

最初に出会ったマダムのレストランを見つけました。覗いてみると、とてもチャーミングな三毛猫が柱に体をこすりつけていました。「誰か遊んでくれないかなー」と、待ちかまえていたようでした。
※リンドスへの行き方
ロドス旧市街の近くにあるバスターミナルから1日数便のバスが出ていて、所要時間は1時間15分ほどです。







