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(国際ジャーナリスト・木村正人)
イラン国内からイスラエルを攻撃するのは初
[ロンドン発]イランのイスラム革命防衛隊(IRGC)航空宇宙軍は4月13日、イラン国内からイスラエルへの大規模な自爆ドローン(無人航空機)とミサイルの攻撃を行った。イスラエルの空爆によりシリアで精鋭コッズ部隊の上級司令官を殺害されたことに対する報復だ。
米シンクタンク「戦争研究所」のまとめによると、イスラエルは同月1日、シリアの首都ダマスカスにあるイラン大使館につながる建物を空爆。IRGCの対外工作機関「コッズ部隊」の上級司令官モハマド・レザ・ザヘディ准将と部下数人を殺害した。
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ザヘディ准将はレバノン、ヨルダン、シリア、パレスチナ自治区における「抵抗の枢軸」の作戦を指揮していた。空爆はイラン領土への攻撃と同じとしてイランはザヘディ准将の仇討ちを宣言。イスラエルは昨年12月にもダマスカス郊外でIRGCのラジ・ムサビ准将を殺害している。
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イスラエル国防軍のダニエル・ハガリ報道官は「イスラエルは同盟国からの援助を得て、イランが発射した200機の自爆ドローンや、巡航ミサイル、弾道ミサイルの大半を迎撃した」と述べた。弾道ミサイルは120発だった。イランが同国からイスラエルを直接攻撃するのは初めてだ。