ネット上にあふれる広告は嘘と間違いだらけ。子供の教育には百害あって一利なしだ

 Z世代、α世代の若者が「なりたい職業」のトップが「ユーチューバー」というのが、どれほど危機的な状況か。

 特に、「生成AI」全開となる2023年以降に関しては「亡国の事態」といって過言でない警鐘を強く鳴らしたいと思います。

 ユーチューバーが儲かるというのは、ネット広告費によって潤うからというのですが、さてそのネット広告、特に動画の広告で皆さん感心するものを見た記憶がありますでしょうか?

 おかしな自動音声、およそ日本人が校閲していたら読み間違えるわけのない漢字の誤読など、スパムメールと同レベルのものをネットユーザーであれば誰しも目にしておられるだろうと思います。

 およそロクでもない。それには理由、背景があります。

 テレビであれば放送法電波法などで規制があるのに対し、ネットでは誇大広告や不正な広告を規制する法律、制度に制約を受けないからです。

 先に今回の結論を記すなら、子供にはネット動画、特にCMを見せてはいけない。

 もし見たいというのなら、CMはすべてウソくらいに教え込む必要があります。夏休みでもあり、次世代のために強調する必要があります。

 具体的な例を挙げながら、ネット動画広告を特に子供が見てはいけない、子供に見せてロクなことがない3つの理由を検討してみます。