もしもの時のために加入した生命保険や医療保険。月々の保険料支払いが負担になっていませんか? そんな時には、必要に応じて保障の減額を検討してみると良いかもしれません。
保険料支払いが負担なら、保険は解約した方がいい?
生命保険や医療保険に申し込む時、生活や世帯の状況に合わせて保険商品とそのプラン、特約や保障額などを選んだでしょう。しかし、もしもの時を心配しすぎて保障額を大きくしていたり、色々な特約をセットしたりすると、その分、月々支払う保険料も上がっていきます。申し込み時には問題なかったその金額が、家計状況の変化により大きな負担に感じるかもしれません。
では、生命保険は解約して、浮いたお金を貯金に回そう、と考える人もいるかもしれません。しかし、保険を解約すると保障はまったく無くなってしまいます。貯金が十分でない状況でまとまった金額が必要になった時にもしものことが起きると、対応できないケースもあるでしょう。
貯金ができてから新しく保険に入り直そうとしても、健康状態によっては同じ保障内容の保険に加入できないこともあります。もし加入できても、保険料は年齢を基準に計算されますので、月々の支払い額は以前より大きくなってしまうことも。
まずは、保障を用意しつつも月々の保険料額を下げられる、保障の減額を手段として考えてみましょう。