コロナに負けない実力派投信

 2020年2月中旬に起きた“コロナショック”により、多くの投資信託が大幅な下落に見舞われました。一方で、向かい風をものともせず、良好な成績を収める投信も少なからず存在しています。本シリーズでは、新型コロナウイルスの逆境を跳ね返す実力派投信をMonJa編集部が紹介します。今回取り上げるのは『iFreeActive ゲーム&eスポーツ』です。

年間騰落率は+29.53%、3カ月騰落率もプラス

『iFreeActive ゲーム&eスポーツ』の基準価額の推移
『iFreeActive ゲーム&eスポーツ』の基準価額の推移※分配金はこれまで一度も出していない
  3カ月騰落率 年間騰落率
iFreeActive ゲーム&eスポーツ +3.46% +29.53%
iFree 日経225インデックス -13.85% -9.18%
iFree NYダウ・インデックス -16.33% -10.91%

2020年4月28日現在

 『iFreeActive ゲーム&eスポーツ』(大和アセットマネジメント)はその名の通り、ゲーム・eスポーツ関連の株式に投資する投資信託です。基準価額の推移を見ると、“コロナショック”により2月下旬から3月中旬にかけて大きく下げたものの、その後V字回復していることが分かります。

 3カ月騰落率は、日経平均株価やNYダウに連動するインデックスファンドがいずれも2桁のマイナスなのに対し、『iFreeActive ゲーム&eスポーツ』は+3.46%となっています。この状況下で年間騰落率+29.53%というのも特筆すべき成績です。