スティーヴ・マックイーンとダスティン・ホフマン出演の名作映画『パピヨン』(日本では1974年に公開)をご存じですか? 出会ったロケは、この映画のリメイク版のものでした。日本では今年(2019年)6月に公開予定です。
コトルは中世の古い町並みが保存されているので、映画のロケ地としても人気が高いのです。『パピヨン』の舞台となるのは約90年前、世界大恐慌の頃の話です。世界遺産の街並みがそのまま、当時の風景として使えるというわけ。
地元の奥様方が、「パピヨンのロケなのよ、すごくいいお話! それに原作は事実を基にしているの。この映画に協力できることは誇りだわ」と、楽しそうに話していました。
囚人役のエキストラの人たちが、出番を待つ間、猫たちからかまわれながら暇を潰す姿が微笑ましかったです。映画撮影現場の雰囲気を味わえたし、猫たちがいつもと違う様子に対応していたのを見られ、楽しい旅でした。