シノケンプロデュースが運営する不動産投資に関する総合情報サイト「SHINOKEN WAYS」から選りすぐりの記事をお届けします。
品川駅高輪口の夜景。 Photo by OiMax, under CC BY 2.0.

 江戸時代の五街道のひとつ、江戸と京都を結んだ東海道。東京都品川区は、街道第一の宿場町「品川宿」を置き、“東海道の玄関口”として多くの人々で賑わった歴史が息づいています。

 現在は、高層ビルが立ち並ぶ都内有数のビジネス街・商業地として発展し、JR品川駅には東海道新幹線や山手線などが走り、江戸時代から長い年月を経た今でも交通の要所としても機能。再開発地区も多く住環境も整備されており、居住地域としての人気も高まっています。

「仕事」「日常生活」「レジャー」に対応する万能型都市

 品川区は品川地区、大崎地区、大井地区、荏原地区、八潮地区の5地区で構成されます。区内には品川駅や臨海部を中心にオフィスビルが並ぶ他、東海道品川宿の街並みや寺社・仏閣が残っており、先進性と伝統を併せ持っている点が特徴です。

 加えて戸越銀座や武蔵小山、中延などの昔ながらの商店街、大井ふ頭中央海浜公園や京浜運河緑道公園をはじめとした大規模な都立公園など生活するうえで必要な施設・環境も充実しています。歴史スポットや自然が広がる公園だけでなく、しながわ水族館や品川インターシティなどレジャー施設も魅了。先進的な施設の誕生は、子どもから高齢者まで幅広い層が楽しめるエリアへと押し上げました。

 交通面では、JR品川駅に東海道新幹線や山手線をはじめ、京浜東北線、総武線などが乗り入れることから都心・副都心、隣接県からのアクセス環境が良好で、さらに羽田空港から東京駅に向かう訪日観光客の動線上にあることから、品川駅に立ち寄る機会にも恵まれています。

 今後、少子高齢化が進む中で経済発展の一翼を担うのは、外需のインバウンド観光であり、羽田空港からの訪日観光客を取り込みやすい立地は大きなメリット。こうした住環境の利便性の高さや経済面での発展も見込めることもあり、品川区の人口は年々増加(2017年:38万2761人)。品川区では今後も人口は増加していくと予測しています*

* 出典:品川区の統計 2017(平成29)年 -第56回- 人口 より