中古のiPhoneが落札価格456万円 競売で価格つり上げ708回

中国・上海のアップルストア内にあるiPhoneの広告(2017年3月13日撮影、資料写真)。(c)CNS/井韋〔AFPBB News

 5年前に開発が始まったとされる米アップルの「iPhone X」が、ようやく発売されたのは今年の11月3日。つまり、iPhone Xは発売からまだ10日余りしかたっていないのだが、海外メディアは早くも、来年登場のiPhoneについて報じている。

6.5インチのiPhone X?

 その観測を出したのは、アップル製品の市場動向に詳しい台湾KGI証券のアナリスト、ミンチー・クオ(郭明池)氏だ。

 同氏の最新調査ノートを入手したとする米マックルーマーズの記事によると、iPhoneの2018年モデルは、今年と同様、合計3モデルが用意される見通し。そのうち2つは、それぞれ5.8インチと6.5インチのディスプレーを備えるという。

 その2つはいずれもiPhone Xと同じく、OLED(有機EL)ディスプレーを搭載する。前者はiPhone Xの第2世代モデルという位置付けで、画面サイズは今のiPhone Xと同じになる。

 一方、6.5インチモデルは、iPhone Xの大型版という位置付けで、マックルーマーズはこれを、仮に「iPhone X Plus」と呼んでいる。

低・中価格帯モデルも用意?

 残りの1つは、画面が6.1インチと、上記2モデルの中間に当たるサイズ。こちらは、ディスプレーがOLEDではなく、従来のiPhoneと同じく液晶(LCD)。その価格は、649~749ドルほどで、iPhoneとしては、低・中価格帯モデルとして発売されると、クオ氏は予測している。