3月11日に内閣府が発表した昨年10-12月期の四半期別GDP2次速報(2次QE)で、実質GDPは前期比+0.9%(同年率+3.8%)となり、1次QE段階の前期比+1.1%(同年率+4.6%)から下方修正された。7-9月期が前期比▲0.1%に下方修正されたので、2四半期ぶりのプラス成長ということになる。前期比への内外需別寄与度は、内需が+0.4%ポイントに下方修正、外需は+0.5%ポイントで変わらず。前年同期比は▲1.0%である。
また、名目GDPは前期比+0.1%(同年率+0.5%)で、1次QE段階の前期比+0.2%(同年率+0.9%)から下方修正された。前期比への内外需別寄与度は、内需が▲0.4%ポイントに下方修正、外需が+0.5%ポイントで変わらず。前年同期比は▲3.9%である。
実質GDPの主な需要項目の動きは、以下の通り。
【民間最終消費支出】
<修正なし>前期比+0.7%。実質GDP前期比への寄与度は+0.4%ポイント。