こんばんは。

今週はロンドン市場を中心にウォッチいたします。
よろしくお願いします。

今週はイベント盛りだくさんです。

きょうは、とうとう、やっと、満を持して・・政府、日銀が介入に踏み切りました。

事前には3円程度の吊り上げに留まるとか、77円台半ばでドル・コールを売っていた筋がいたとか、介入の効果を疑問視する声もありましたが・・・

一気に4円の押し上げに市場はややビックリしたようです。

ただ、輸出企業が待望していた80円台乗せまではいきませんでした。

さて・・介入金額も前回を上回るのではないか、との見方もあり、今後の継続性に注目しましょう。

今週は・・・・

米FOMC、ECB理事会、G20、米雇用統計といった重要イベントが目白押しです。

FOMCでは先週から話題になっているQE3についての言及があるかが注目です。
バーナンキFRB議長の会見およびFRBスタッフによる経済予測が発表されます。

また、ECB理事会ではトリシェECB総裁からドラギ新総裁へとバトンタッチします。
理事会後の会見で、どのように言い回しが変化するのか、慣れるまでに大変そうです。
市場には、一部に利下げを予測する向きもあります。

G20は先週のEU首脳会議のおさらい、となりそうです。
中国などの支援姿勢について言及がありますかどうか。
やや参加国が多いことでまとまりはつくのでしょうか。

そして、週末は米雇用統計です。
前回の強めの結果が持続するのか・・・
だめだったら、改めてQE3への思惑が高まりますが。

きょうはイタリア債が売られています。
欧州債務問題は、これから再びスタートするのかも知れません。