こんばんは。
東京早朝にショッキングな報道がありましたね。
米格付け会社S&Pがイタリア債の格付けを1段階引き下げAに、見通しネガティブに、との発表を行いました。
ユーロ圏3番目の経済規模を誇るイタリアの格下げは、ユーロ売りの反応を巻き起こしました。
しかし、ロンドン市場に入るとユーロは反発しています。
きょうもギリシャとトロイカ調査団との電話会談が行われる予定です。
何か具体的な進展があるのか、期待ムードもあるようです。
さて・・・
市場では独シーメンスが話題になっています。
英フィナンシャル・タイムズ紙が関係筋情報として、独シーメンスが2週間前に5億ユーロ以上の預金を仏大手銀行から引き出した、ECBに40-60億ユーロを預け入れておりそのほとんどは1週間物、と報じました。
これが仏銀が危なっかしいので資金を安全なECBに移動したのでは?との思惑を広げました。
独シーメンスは事業会社では珍しく銀行免許の申請を行っており、シーメンスバンクとしてECBに預け入れることが可能のようです。
日本にもそんな銀行があったような?
独シーメンスは英FTの記事は事実ではない、と表明しています。
ロイター通信によると、これも関係筋情報なのですが・・・
独シーメンスの(ソシエテ・ジェネラルからの)資金引き揚げは(7月の)ストレステストの結果公表前だ。引き揚げは仏銀の問題ではなく、運用成績に関連したものだ、としています。
ちょっと人騒がせな報道でしたが、市場が飛びつくほど、欧州銀行への不透明感が広がっていることを物語っているようですね。