こんばんは。

きょうのロンドン市場はユーロが堅調な動きとなっており、昨日のパニック相場は収束されてきています。

序盤やや不安定な動きをみせた欧州債券市場でしたが、格下げされたアイルランド債を除くと概ね買い戻されています。

ユーロドルは1.4000近辺から一時1.4111レベルまで上昇。
ユーロ円は111円台前半での揉み合いから111.84レベルまで上値を伸ばしています。

でも、まだまだ混乱は続きそうな気配。

市場では今週15日に欧州首脳会談を開くかどうか、様々な報道が飛び交っています。

どうも、フランスは首脳会議の開催に賛成のようです。15日とは明言していませんが前向き。
一方、ドイツは15日にメルケル首相の予定が入っていると、緊急首脳会議をけん制。
アイルランド首相は、危機に対して包括的な解決策をもたらさない会議なら開いても意味が無い、と批判しています。

また、15日はイタリアにとっても重要な日になりそうです。
トレモンティ伊財務相は、イタリア財政緊縮策は内容を強化して15日までに可決の見込み、と表明しました。

いずれにせよ、今週中に何とかしたい、とのアセリが感じられるのではないでしょうか。

あと・・・

EFSFで国債買戻しができるかどうか・・・も焦点になっています。

バイトマン独連銀総裁は、EFSFを使って流通市場で国債を買うべきではない 、デフォルトしたギリシャ国債を担保として受け入れるのは行き過ぎで信頼を損ねる、とこれまでの主張を繰り返しています。

一方、ドイツ財務省報道官は、欧州債務危機の解決策にタブーはない、と述べ、EFSFの規定によると資金による国債買戻しは理論上はすでに可能・・・と柔軟姿勢への変化を匂わせています。

この辺の調整もまだまだのようです。

いずれにせよ、15日と日付を区切った報道が相次いだことから、市場の関心は今週金曜日の動きに向かいそうです。