24日のNY市場はリスク回避的な雰囲気が継続し、ユーロや資源国通貨は軟調な展開が続いている。株式市場でもダウ平均が100ドル超下落する中、円相場も円高が優勢となった。
前日はギリシャとIMF・EU調査団が緊縮財政5ヵ年計画で合意とのニュースで終盤買い戻しも見られていたが、その財政計画が、来週のギリシャ議会で無事通過するのか依然として懸念は根強い。きょうはイタリアの銀行への不安感も台頭しており、欧州への不透明感が依然として払拭されない状況。加えて景気減速懸念もあることから、市場はリスクに消極的になっているようだ。
ユーロドルは前日安値は更新しなかったものの、再び1.41台に値を落としている。ユーロ円は113円台、豪ドル円は84円台半ばまで値を落とす動き。
◆ドル円 相変わらずレベル感変わらず
一方、ドル円は相変わらずレベル感は変わらず、膠着感を抜け出せていない。NY時間は80.15付近で始まったが、ドル買いの動きから80円台半ばにリバウンドしている。リスク回避からの円買い圧力もあるものの、きょうはドル買いが優先した。
80円の水準は底堅くサポートされているが、一方で上値も重い状態が続いている。両サイドのオーダーもマクロ系などファンド勢の売り、一方、80円付近には輸入企業や本邦機関投資家の実需買いと変化は無い。オプションがらみも80.00と80.50の両サイドにあるようだ。
(Klugシニアアナリスト 野沢卓美)