2024年8月8日、気象庁で開かれた南海トラフ地震に注意を呼びかける記者会見 写真/共同通信社
図1 南海トラフ地震の歴史
巨大地震がおよそ100〜150年間隔でくり返し起こっている。昭和東南海地震と昭和南海地震のように、短期間で巨大地震が発生しているケースは、南海トラフの半分の領域が動いた後に残りの半分が動いたと考えられる。これを「半割れ」といい、しばしば起こっている
出典:
気象庁ホームページ
図2 巨大地震とスロースリップのすべり方
「固着」とはプレート(岩盤)どうしが強くくっついている状態を示す。固着領域にひずみがたまり、耐えきれなくなると岩盤が破壊されて地震が起こる。しかしスロースリップでは周期的にすべっているので、地震は起こらない
出典:
気象庁ホームページ