暑い夏の昼下がりにもぴったりの「Craft Sake」南相馬市に誕生した醸造所が、東北地方に伝わる幻の“花酛”を復活

新・日本酒発見(第12回)「水を編む」
2024.6.25(火) 加藤 恭子 follow フォロー help フォロー中
生活・趣味
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“田んぼの情景”を最大限表現することをテーマとした、クラフトサケ「水を編む」シリーズの1本。南相馬市で自然栽培された88%精米のコシヒカリと、日本の山に自生するホップの変種、唐花草の煮汁を仕込み水に使っている。国内向けの日本酒(清酒)の酒造免許の新規取得が不可能な現在、日本酒の定義を軽やかに飛び越えた、自由で楽しい新たなSAKE文化が始まろうとしている 「水を編む-あいアグリ太田-」(haccoba -Craft Sake Brewery-(ハッコウバ クラフトサケブルワリー)) 500ml 2860円 
「水を編む」は、東北地方などの山野に自生する唐花草(からはなそう)の煮汁を、酛(もと)の仕込み水の代わりに使っている
2021年2月、福島県南相馬市小高に誕生した「haccoba 小高醸造所&KITCHEN」。空き家になった民家をリノベーションした
「haccoba -Craft Sake Brewery-(ハッコウバ クラフトサケブルワリー)」のメンバーと、オーナー兼醸造家の佐藤太亮さん(中央)。大学生時代、能登半島で出会った発酵文化と造り手の生きざまに惹きつけられ、IT企業に勤める傍ら日本酒を飲み歩き、酒蔵立ち上げを志す。阿部酒造(新潟・柏崎)で修業後、2021年2月、1つ目の拠点「haccoba 小高醸造所&KITCHEN」を誕生させた
「水を編む」(500ml)シリーズの年間製造量は約3500本。年3回リリース予定。ラベルが二重になっていて、表面の1枚をはがすと詩人・菅原敏の詩が隠されている
「水を編む-あいアグリ太田-」は、白麹を使用することで、柑橘類のような爽やかな酸味を表現。グリーンサラダなどフレッシュな料理との相性が抜群!
「はなうたホップス」は、花酛とビールの技法ドライホップをかけ合わせ、米のクリアな甘みとホップの爽やかな香りを表現

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