不可能立体作品を自ら組み立てる杉原厚吉名誉教授。東大教授としてといった散文的な事柄より「イリュージョン作家」として国際的に名高く、歴史に残る作品群を組み立てる際の、作者の楽しそうな表情にこそ、子供たちに触れてもらいたい。東京都美術館にて
やはり国際的にオリジナルで知られる北岡明佳氏(立命館大学教授、イリュージョン作家)の錯視作品を背景に、居並ぶ杉原厚吉「不可能立体」作品群。東京都美術館にて
杉原厚吉「不可能図形」+「北岡明佳」風錯視のテクスチュアによる 試作品「ミツバチの脳震盪」(李珍咏+田村優成+伊東乾)
改良型「ミツバチ」を原作者、杉原先生ご自身にご調整いただく
小さな来場者に原理から説明する田村優成・展示チーフ。彼は「ミツバチの脳震盪」の共作者で、独自の自然現象も既に複数発見している。