香港の離島、坪洲島では猫がよく目につきます。人を気にせずに歩いていたこの猫はもうすぐ20歳を迎えるそうです。空き地の隅で用を足して家に戻る途中です。

 ポルトガル南部の町、ファーロの定食屋さんの前で、オーナーシェフのおじさんが市販のキャットフードを猫たちに与えていました。

「以前は、店で出す残り物を与えていたんだが、それは猫によくないからと、常連さんがキャットフードを毎週持ってきてくれるようになったんだ。それを与えてから、猫たちは毛並みがよくなった。やっぱり、猫には猫用を、なんだね」。

 香港国際空港のある大嶼島(ランタオとう)の町、タイオー(大澳)では、家と家の間で猫が鬼ごっこをして遊んでいました。何度も金属製の板の間をすり抜けたり、隠れたり。