口座開設にはマイナンバー書類などが必要
ここからは口座開設の流れについて、証券会社とそれ以外の金融機関に分けて解説します。
証券会社の口座開設の流れ
【口座開設に必要なもの】
- 本人確認書類(運転免許証、健康保険証、パスポートなど)
- 印鑑
- 振込先の預金通帳など口座番号がわかるもの
- マイナンバーの確認書類
※その証券会社で初めての口座を開設する場合
- 証券会社から口座開設申込書を取り寄せ(店頭、ネット、電話など)、必要な内容を記入し、捺印後上記の書類とともに証券会社に郵送します。
- 証券会社は送られてきた書類をもとに、口座開設の審査を行います。審査をパスできれば、証券総合口座が開設されます。
- 最後に証券総合口座へ資金を入金すれば、株式や投資信託などの買付をスタートすることができます。(証券総合口座とは、銀行の総合口座(普通預金口座)のようなものです。証券総合口座では、MRFという投資信託で資金を管理します)
MRFについては、こちらの記事で詳しく解説しています↓
銀行など、証券会社以外での口座開設の流れ
【口座開設に必要なもの】
- 本人確認書類(運転免許証、健康保険証、パスポートなど)
- マイナンバーの確認書類
※すでにその銀行で普通口座を開設している場合
- 銀行などで投資信託の取引を行う場合は、「投資信託口座」の開設が必要になります。利用する金融機関で、まだ普通預金口座など(ゆうちょ銀行は、ゆうちょ総合口座(通常貯金))を開設していない場合、その口座も併せて開設が必要です。すでに普通預金口座を開設している場合は、口座開設申込書とともに本人確認書類とマイナンバー確認書類を提出して投資信託口座を開設します。
- 債券投資をする場合は、「債券等振替口座」の開設が必要です。開設に必要な書類などは「投資信託口座」と同様です。また、金融機関により口座の名称は若干異なります