実際に投資している銘柄は運用報告書で確認
アクティブファンドが実際に投資している株式などの情報は、最新の運用レポートで確認します。
下記はコモンズ投信の『コモンズ30ファンド』の組み入れ上位10銘柄の一覧です。
出所:コモンズ投信(運用レポート一覧はこちら)
※2020年7月版の月次レポートから抜粋
※2020年7月版の月次レポートから抜粋
レシピ(銘柄を選ぶ基準)とメニュー(実際に投資している銘柄)が合っているか、組み入れ銘柄を見ることで答え合わせができます。
銘柄選びのプロセスと、その結果としての組み入れ銘柄の両方を見て、「このアクティブファンドは信頼できる」と感じられるかどうかは、もしかしたら過去1年の騰落率より重要なポイントかもしれません。
運用担当者のメッセージはホームページで確認
投資信託は私たちの大切なお金を預ける先ですから、どんな人たちが、どのような考え方に基づいて運用しているのか、気になりますよね。
資産運用会社の中には、ホームページで運用担当者の経歴やメッセージを紹介しているところもあります。こうした情報が最も充実しているホームページのひとつが、『ひふみ投信』のレオス・キャピタルワークスです。運用担当者の皆さんがなぜこの業界を志したかなど、かなり深いところまで掘り下げたインタビューが掲載されています。
ここまで情報が充実している資産運用会社はまれですが、社長や会長のメッセージは多くの会社が公開しているので、目を通しておくといいと思います。
会社としての方針に共感できれば、マーケット環境が悪くなったときにもアクティブファンドを手放さずに耐えることができ、数年後に「あのとき手放さないでよかった」と実感できる日が来るかもしれません。