『テンバガー・ハンター』のこれまでのパフォーマンスは下記の通り。嵐の中での船出でしたが、順調に推移しているようです。

『テンバガー・ハンター Aコース(為替ヘッジあり)』の基準価額の推移
『テンバガー・ハンター Aコース(為替ヘッジあり)』の基準価額の推移
『テンバガー・ハンター Bコース(為替ヘッジなし)』の基準価額の推移
『テンバガー・ハンター Bコース(為替ヘッジなし)』の基準価額の推移

 でも本格的な回復局面はこれからでしょうし、「コロナ後」の世界の成長銘柄はこれまでと異なるかもしれません。その時に、このファンドの組入銘柄名の中からテンバガーがいくつ誕生するのか非常に楽しみです(残念ながら、フィデリティのホームページを確認しても、『テンバガー・ハンター』の組入銘柄は現状、公表されていないようです)。

 世界にはまだまだ個人が知らない、大きな成長余力を秘めた企業がたくさんあるはず。そうした銘柄を厳選して投資してくれるのがアクティブファンドのいいところです。その意味で、『テンバガー・ハンター』は、アクティブファンドの王道を行くファンドといっていいでしょう。

 こうしたファンドがフィデリティから登場したというのも、個人的にはうれしいポイントです。ハイ・イールド債券やREITファンドもいいと思いますが、やっぱりフィデリティは株式ファンドです! しかも『テンバガー・ハンター』を名乗れるのは、数ある運用会社の中でもフィデリティだけでしょう。大いに期待しています!