ファンドの目的・特色
ここでは、ファンドの運用方針などについて詳しく確認することができます。
例えば投資先が株式の投資信託の場合は、どのような業種に投資するのか、成長株中心に運用するファンドか、配当利回りの高い株中心に運用するファンドなのか……など。
また運用先が債券であれば、高格付けの債券で運用するものなのか、低格付けで運用するものなのかなどを確認できます。
投資リスク
基準価額の主な変動要因について説明しています。海外株式に投資するファンドでは「株価変動リスク」「為替変動リスク」「信用リスク」「カントリーリスク」などについての記載があります。
運用実績
すでに運用を開始しているファンドでは、目論見書に運用実績が記載されています。
記載内容は、基準価額・純資産の推移や分配金の実績、主な投資先についてなど。新規に販売されるファンドでは、過去の株価データなどから同じように運用した場合のシミュレーションを掲載するものもあります。
手続・手数料等
ここでは、購入時や換金時の手続きや、各手数料(購入時手数料・信託報酬・その他費用・手数料)の料率、分配時・換金(解約)時にかかる税金などが記載されています。
ファンド購入の前に必ず交付する重要書類
以上、目論見書に記載されている主な内容についてみてきました。目論見書は、ファンドを購入する前に販売会社が必ず投資家に交付しなければならない重要な書類です。しっかりと目論見書のポイントを押さて、投資するファンドを選びましょう。