タレントの「志村けん」こと志村康徳氏の訃報が伝えられました。享年70歳、心からお悔やみ申し上げます。
小学生時代、土曜の夜に時折ついていた「八時だョ、全員集合!」で荒井注の代わりに見慣れない若者が入ってきたな・・・というところから記憶があります。
彼がブレークした時期は中学高校生でしたので、髭ダンスなどの熱心な視聴者ではありませんでしたが、デビューから記憶のあるベテラン芸能人の訃報、言葉がありません。
世間では様々な反応があるようですが、ここでは、この訃報を機に公開情報をきちんと見直すことから始めてみたいと思います。
東京都は、都知事会見はさておき、高度なスタッフが詳細な感染者の情報を公開し、データは日々更新されています(https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/)。
「こんなデータが信用できるか?!」などと記す人もネットで見かけましたが、あまり意味がない反問と思います。
3.11福島第一原子力発電所事故の直後も、モニタリング・ポストのデータに疑問をさしはさむ人を多数見かけました。
しかし、私たちが見分けるべきなのは「信頼できる、限られたモニタリングポスト」の選別です。
素人が線量計で測ったおよそ無手勝流の数字などは捨象して、きちんとしたデータを「定点観測」することが重要です。
そこから見えるものを、確認してみましょう。例えば「退院」という言葉が示すものの意味は、何なのか?