冒頭の写真がどこだかおわかりだろうか。
栃木県宇都宮市にある大谷資料館、大谷石(おおやいし)を切り出したあとにできた地下空間なのだ。
構内にはさまざまな色の照明が設置されていて、光と影のコントラストが神秘的な雰囲気を引き立てている。
聖地巡礼スポットとしても脚光
この光景を実際の目の前に見るだけでも価値があるが、それだけではない。希少価値を持った「観光スポット」「イベントスペース」として多くの人を呼び寄せているのだ。2018年には約46万人が訪れたという。
映画やドラマの撮影にもよく利用されている。新しいところでは、自虐的な内容なのに(なので)埼玉県民にもウケている『翔んで埼玉』もその一つ。そのほか、音楽のプロモーションビデオの撮影や外資系企業のレセプション会場としても使われているという。残念ながら撮影現場の写真は撮れないので、校内入口横に張り出されている映画のポスターでご容赦いただきたい。このため、映画、ドラマ、ミュージシャンそれぞれのファンが「聖地巡礼」として訪れることもかなり多いらしい。
撮影実績は以下のページで一覧されている。
http://www.oya909.co.jp/as-studio/