カショギ氏の死亡確認で米が哀悼の意 サウジへの対応は言及せず

文字通り命を懸けてジャーナリストを貫いたサウジアラビア人ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏(2014年12月15日撮影、資料写真)。(c)MOHAMMED AL-SHAIKH / AFP〔AFPBB News

 10月5日から7日にかけて、韓国の首都ソウルで開かれたジャーナリズムのアジア大会「IJAsia18(The Third Asian Investigative Journalism Conference in Seoul)に参加した。

 GIJN(Global Investigative Journalism Network)*1が協賛するIJAsiaは2年に1度開かれ、アジアを中心に活動する「Investigative journalists(調査報道ジャーナリスト)」と「Data journalists(データ解析ジャーナリスト)」が一堂に会する。

 今回のソウル大会では、440人を超えるジャーナリストが参加した。

 韓国をはじめ、中国、インド、ベトナム、ネパール、マレーシアなど、各国を代表するジャーナリストが文字通りアジアからくまなく集まった。そして60を超えるセッションが3日間にわたって開かれた。

 今回、医学部生の私がこのジャーナリスト大会に参加できたのは、外科医でありながら、医療ガバナンス研究所*2でも活躍する尾崎章彦医師にお誘いいただいたからである。

 尾崎医師は、今春から「ワセダクロニクル(Waseda Chronicle)*3のジャーナリストの方々とともに「製薬マネーと医師」と称して、製薬会社と医師の金銭的癒着を調査・研究してきた。

 JBpressでも5回にわたって報道されている。

「患者より医師重視、情報公開に消極的な製薬企業」(http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/53293
「製薬企業から医師へ流れる高額の謝礼金」(http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/53317

「医師に対する謝礼が多い会社、少ない会社」(http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/53377
「お弁当代だけでも処方薬が変わる医療現場」(http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/53444

「医師への謝礼金を公開したがらない日本の製薬企業」(http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/53496