今回は、以前よく書いていたベルリン旨いもの紀行の日本版のような形で、食の話題から。
まずは西武新宿線と都営大江戸線が交差する「中井」駅を降りて徒歩1分、新宿区中落合在のうなぎ串焼き「くりから」をご紹介します。
ニンニク醤油でうなぎを食べる
私が愛してやまない「くりから」は、うなぎの串焼きで飲ませてくれるお店です。能書き以前にまず「短冊串・ニンニク醤油」の風景から。
ただでさえ精のつくウナギをニンニク醤油で食べていったいどうするんだ、とか聞かないで、まずは華麗な食の演出をご堪能下さい。
キモ、レバー、エリ、バラ・・・様々なウナギの串が楽しめますが、希少部位も多く入荷しない日、入ってもすぐに売り切れてしまう品も多く、全部の品数を制覇するにはしばらく通わねばならないかもしれません。
ウナギというと多くの人が思い浮かべるのは蒲焼でしょう。しかしウナギは蒲焼のみにあらず。これも知る人は知る定番で、ウナギの骨は揚げれば何よりのビールのお伴です。
「くりから」は飲み物もウナギと相性のいいものを・・・しかも気軽にお替わりできる設定で供してくれます。
ビール、ホッピーなどポピュラーなものから「金宮焼酎」さらにはチューハイの元祖「ホイス」といった、なかなかほかではお目にかかれない幻の酒のラインナップ。
ウナギの「皮」の美味は誰しも知るところですが、開いて下ろしたバラの部分をポン酢でいただく、さらにはキモで調味したバーニャ・カウダなど、一匹のウナギの頭から尻尾まで・・・どこからが尻尾かよく分かりませんが・・・捨てるところがほとんどありません。