南国新聞 2014年2月20日
(マレーシア)自由旅行ガイドブック・シリーズを発行する英国の有名出版社ロンリー・プラネットが2014年の料理スポットのトップにペナン州を選んだ。英国の各新聞が伝えた。
ペナン州は2位に選ばれたオーストラリアのビクトリア州、3位のスペイン北西部、4位の米国ディープサウス、5位の英国レイク地区などを抑えて、料理を楽しめる旅行スポットのトップの座に立った。
ロンリー・プラネットのロビン・バートン編集長は、「マレーシアのホーカー・フードは世界各地に広がっているが、ペナンのホーカー・フードに比肩できるものはない。そのなかでもお薦めは、チャークイティァオ やホッケンミー、アサムラクサである」とペナンの地元料理を推奨する。
バートン編集長は、1786年にペナンに貿易港が設立された後、マレーやインド、アチェ、中国、ビルマ、タイといった地域から到来した多くの文化の混合を反映したのがペナンの食べ物の特徴であると指摘した。
さらに、「ジョージタウンは料理の中心地となっている」としたうえで、海岸沿いにさまざまな料理を提供するホーカーが並ぶエスプラネード・フードセンターでの食べ歩きを推奨、さらにジュルトン地区で金曜日に、マカラム・ストリートで月曜日に開催される夜市(パサマラム)に出店する屋台の料理も食べてみる価値があると語っている。
(2月4日スター)
(南国新聞:本紙記事の無断転載を禁じます。JBpressでは南国新聞の許可を得て転載しています)