こんばんは。

きょうのロンドン市場は昨日のようなリスク回避一色ではありません。

ロンドン序盤はユーロ売りが先行する展開となりましたが、ユーロドルは1.3150レベルがサポートされて揉み合いに。
ユーロ円は102.40近辺へと下落しましたが、次第に下げ渋っています。

欧州株は上下の方向性がはっきりしない動きから始まりましたが、現在は独DAX指数が1%高と堅調に推移しています。

いずれも昨日の調整・反動といってしまえばその通りかもしれない動きです。

そのなかで、相場がかなりハッキリとした反応を示したのが「EFSF債入札」でした。

ブンデスバンクが新規の3ヶ月物EFSF債を発行。
結果は・・・・19.71億ユーロ発行、利回り0.2222%(ゾロ目?)応札倍率3.2倍でした。

かなり順調に消化されたとの見方が広がって、ユーロ買い・欧州株買いの反応となっています。

その前には、スペイン、ギリシャ、ベルギーの短期証券入札も実施されましたが、あまり材料視されていなかったようです。

市場は初物(ハツモノ)には飛びつくんですね。