こんにちは。
昨日の海外市場はイタリア情勢がユーロ相場を神経質に揺り動かしていました。
特に話題になったのがベルルスコーニ伊首相の進退問題。
市場では同首相のイタリア財政改革の手腕に疑問、との見方でコンセンサスが広がっています。
つまり・・・
同首相が辞任するとの観測が強まると・・・ユーロ買いの反応がみられます。
きょうはイタリア下院で修正予算案の採択が実施されます。
各報道によると、与党議員からも造反票が予想されるとのこと・・・
可決するかは非常に微妙な情勢のようです。
本日の採択の結果を待ってからベルルスコーニ首相が自身の進退を表明するとの報道もでていました。
緊縮案がスムーズに議会を通過するに越したことはありませんが・・・・今回は否決→首相辞任表明でユーロ買いになる可能性がありますので注意したいものです。
と、いうことは。逆に可決→首相が笑顔で続行だと・・ユーロ売りかも。