こんばんは。
今日のロンドン市場は比較的落ち着いた展開です。
欧州株が反発から始まり、ユーロも買い戻し先行です。
前日のややパニック的な動きに調整が入っています。
ただ、株も為替も戻りは鈍いと思いませんか。
EFSF債の発行延期の報道が・・・一時ユーロが売られた理由として取り上げられていました。
昨日の欧州各国債券の下落、株式市場の混乱のあとでは、致し方ないところですね。
この後は、米ADP雇用統計・・・・そして・・
FOMCの政策金利発表およびバーナンキFRB議長の会見と続きます。
欧州の混乱はまだ収まっていない状況です。
米経済指標は足元、やや回復基調がみえていますが、白川日銀総裁が指摘したとおり欧州の政治的な混乱が世界経済、金融市場への不透明感を広げています。
経済指標やセンチメントはちょっとしたことで、いくらでも変化してしまいます。
これまでもしばしば経験したことです。
バーナンキFRB議長は慎重ト-ンを崩さないのではないでしょうか。
もちろん、状況次第では追加緩和もあるだろう・・・と付け加えると思います。
欧州のせいにするのでしょうが、
米国も住宅と雇用が回復のネックになり続けています。