こんばんは。

きょうのロンドン市場は株・債券市場がパニックしています。
現時点で、ドイツDAX指数が5%安となっています。生保・銀行株などが売られており、10%超下落している銘柄もあります。
週明けから売られ続けているイタリア国債、きょうも10年債や2年債がドイツ連邦債との利回り格差がユーロ導入来最大となっています。
ベルギー債まで売りが進んでいます。

昨日パパンドレウ・ギリシャ首相から発表された「国民投票実施」が市場に衝撃を与えています。

ギリシャ支援を否とすれば、ギリシャはデフォルト・・・・ユーロ離脱・・・といった事態が現実のものとなります。

先週までのEU首脳会議での合意はどうなるのか、G20で欧州首脳らの面目は丸つぶれとなってしまいます。

ギリシャ議会では、一部の与党議員が党を離れる動きもでているとのこと。

政治的にも不透明感が濃厚になってきており、国民投票の前にパパンドレウ政権がどうにかなってしまう可能性まで考えてしまいます。

何が起きても不思議はない、そんな情勢になってきました。