おはようございます。

13日のNY市場は、ドル円以外は往来相場でした。

序盤は円買い・ドル買いのリスク回避ムード。
中盤からは円売り・ドル売りへと転じています。
終盤は動きが鈍る・・・いつものパターンです。

いろいろ材料はありましたが・・・

結局は株価指数の動きに連動していたようです。

なんとかスロバキア議会はEFSF拡充案の承認にこぎつけましたが、今後のユーロ圏の意思決定のやり方に課題を残す結果となりましたね。

さて・・・

12日のFOMC議事録ではさまざまな意見が飛び交っていたことが判明しましたが、13日のNY市場ではコチャラコタ・ミネアポリス連銀総裁が講演で怒って(?)いました。

開口一番に・・FOMCは信頼を低下させた! と述べています。

コチャラコタ総裁はタカ派で知られる論客。
FOMCでの投票権がありますので、8月と9月のFOMCでは2回連続して「2013年半ばまで・・」「オペレーションツイスト」について反対意見を述べていました。

昨年までは出口戦略とか、結構話題になっていましたが、今年は欧州の危機でずいぶんと世界経済のムードも沈んでしまったのですね。

でも、タカ派のメンバーが数名いるあたりは、さすが自由闊達なムードがFOMCにはあるのでしょう。