26日に発表された独11月のGfK消費者信頼感指数は+4.0(前月比▲0.2ポイント)となり、市場予想を下回った。前月比で低下したのは2008年9月以来のことである。この指数はドイツの代表的な消費マインド指数で、調査実施月(今回の場合は10月)の翌月の実質消費支出の増減を探るもの。前年同月比プラスが見込まれる場合には、プラスの数字になる。

 内訳を見ると、向こう1年についての「所得期待」(調査実施月の数字となる)は+12.9(前月比▲3.1ポイント)で、5カ月ぶりに低下した。

 ここで、ドイツに加えて米国、日本についても類似指標の動きを見ると、以下のようになる。