こんにちは。

昨晩、というか未明の日本時間3時ごろにムーディーズがポルトガルを4段階格下げ、ジャンク級と発表しました。

ユーロドルは1.4480台から1.4395レベルまで急落、ユーロ円も117.50近辺から116.70近辺へと下落しました。

今度はギリシャ懸念からポルトガル懸念へと、欧州危機が再燃か、、、との見方もでてきたようです。

ただ、時間足チャートや日足チャートで『ユーロポンド』をみていると・・・

どうも、ユーロ買いが優勢の流れと見受けられます。

市場参加者は、実はユーロよりポンドが心配なのか、と思わずにはいられません。

ロンドン市場は英国の経済指標に敏感に反応します。

昨日は、6月の英CIPS非製造業PMIが53.9と予想53.5、5月53.8を上回ったことでポンド買いが強まりました。

まさに、一喜一憂の神経質な反応。

さて、本日は・・・
東京早朝に発表された英BRC店頭価格指数は前年比で6月+2.9%と5月2.3%から上昇が加速していました。

英BRCによると、国際的な穀物など商品市況の上昇、ポンド安による輸入コスト上昇、高い付加価値税など小売業者の手に負えない事情があり、小売価格への転嫁が進んだ、と分析されている。今後も、穀物価格上昇や輸出国の賃上げ圧力などが続くとみられることで、店頭価格指数は高水準を続けそうだ、としている。

と、いうことで・・・

英国のインフレ圧力はなかなか収まりそうにありません。

インフレの原因が経済成長を伴うものでは無い点が大きな問題。
むしろ、成長の足を引っ張っています。

高インフレと低成長、の図式がポンド安を招いています。