29日の東京市場は値動きに乏しい展開となった。ドル円は昨晩、米金利が上昇したことから買われ81.27と6月2日以来1ヶ月ぶりの水準まで上昇し、東京市場もその流れを引き継ぎ81円台で取引が始まった。ただ月末の四半期末が近づいていることに加え1ヶ月ぶりの水準ということもあり輸出企業や個人投資家の売りが入り、仲値算出前には80.93近辺まで一時下落した。ただ仲値後にはすぐに81円台に戻し、その後は81.00台で小動きが続いた。
ユーロドルはギリシャ懸念の後退を背景に買われてきたが、ギリシャで緊縮財政計画に反対するデモの一部が暴徒化するなど不透明な部分もあることから弱含み1.4330台まで値を落とした。ただ、午後に入ると日本株が堅調に推移していることもありリスク選好の動きから1.43台後半に戻している。
豪ドルは日経平均が前日比100円超上昇していることを好感して買いが優勢の展開。豪ドル/ドルは24日以来の水準、豪ドル円は16日以来の水準まで上値を伸ばしている。NZドルやカナダドルも買われNZドル/ドルは0.8130台まで上昇、カナダ円は82.70台、ドルカナダは0.9790台までカナダ高が進んでいる。
Klugアナリスト 鈴木信秀