こんばんは。

ギリシャ支援、あすのギリシャ議会での中期財政計画の採択が注目されています。

といいますか、議会を通過することがギリシャ支援への大前提となっています。

市場ではこれに関しては楽観的な見方の方が多いようで、不安感からユーロ売りを仕掛ける動きはあまりみられていません。

ただ、わたし達は遠い海の向こうからニュースを中心にイメージ作りをしていますが、ギリシャ本国ではまだまだ大変な状況のようです。

各種報道によると、官民2大労組の連合組織が28日から48時間のゼネストに突入している、とのこと。

深刻な流血騒ぎなどにはなっていないようですが、国民の不満は高まる一方のようです。

政治家や金融当局者、大手銀行の話し合いについては、ギリシャ国民はどう思っているのでしょう。

国民が元気に働かなければ、成長も財政赤字削減も絵空事・・・
ギリシャの経済活動への影響が心配です。

でも、相場は別物。

ギリシャ関連のニュースへの反応が鈍っているようですので。

欧州ではポルトガル債やイタリア債の動向に関心が移行してきているようです。